水牛怪獣 オクスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:28 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「水牛怪獣 オクスター」の解説
第30話「呪いの骨神オクスター」に登場。 化石時代の水牛の生き残りが怪獣化した姿。死んだ仲間の骨を守るため、仲間の骨を奪おうとする者を次々と殺害する。また、仲間の骨の在処を教えた張本人である山小屋の老人も容赦なく捕食する。武器は口から吐き出す溶解液と、水牛の名残である角、伸縮自在の舌。設定では全身から電気を発するとされる。水中戦でウルトラマンジャックを苦戦させるが、地上では動きが鈍く、ブレスレットにより湖の水がすべて蒸発して呼吸できなくなったため形勢は逆転する。最後はスペシウム光線で倒されてウルトラショットで骨になると、蒸発から転じた豪雨で元に戻った湖の底へ仲間の亡骸と共に沈み、水牛を祀っていた廃社もそれと共に倒壊した。 スーツアクター:遠矢孝信 デザインは井口昭彦(高橋昭彦)が担当した。井口がデザインを手がけた最初の怪獣である。モチーフは水牛と牛骨。井口は脚本の内容から動きが少ないと判断し前肢のみの形状としたが、デザイン画では四足歩行怪獣の変形として描かれていたのに対し、実際のスーツでは角の部分に腕を入れる二足歩行怪獣として造形された。首の付け根から胸にかけての赤い部分は検討稿に準じた形となっている。井口は後年のインタビューで「造型にかなり助けられた」と述べている。
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