水戸口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 21:55 UTC 版)
久美浜湾と日本海を繋ぐ水路は水戸口(みとぐち)と呼ばれる。水戸口はかつて北東方向に開かれていたが、砂が溜まりやすく船の航行に支障をきたしていたことから、北西方向に開削する工事が1905年(明治38年)に着工され、幅20メートルの水戸口が1913年(大正2年)に完成した。1925年(大正14年)には拡幅され幅30メートルとなった。しかしながら、この水戸口の出口付近には暗礁があったため、1937年(昭和12年)に、水戸口の途中から北東方面に分岐した新水戸口が作られた。 1945年(昭和20年)6月12日には大雨のために水戸口に土砂が流入した。1946年(昭和21年)2月15日から1949年(昭和24年)3月31日には修復工事が行われ、この工事の際に殉職した2人の慰霊碑が建てられている。1972年(昭和47年)に水戸口の拡張工事などが行われた。
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