気化式(ヒーターレスファン式)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 21:00 UTC 版)
「加湿器」の記事における「気化式(ヒーターレスファン式)」の解説
送風機により水を含んだ目の粗いスポンジ状のフィルターや不織布などに空気を通して加湿するもの。消費電力は小さいが加湿能力も小さい。そのため、製品としては本体が大きくなるか、ファン(インペラー)の騒音がうるさくなりやすい。ファンを用いない自然気化式もある。フィルターにカビが発生したりしやすいため、タンクの水を除菌したり、フィルターに抗菌コートを施したりする製品が多い。また、水道水に含まれるミネラルにより目詰まりを起こすため、定期的なフィルター交換が必要となる。
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気化式
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気化式は、常温の水を蒸発させることにより加湿を行うものである。上水を使用することが定められている。また、不使用時のエレメントの乾燥や定期的な清掃が必要である。 エネルギーの使用量が少ない。気化熱により温度が低下するために内部発熱の大きな用途に適する。または低温排熱を利用することも可能である。 水噴霧式より制御性は悪いが、空調機組込型の場合消費電力が小さいためオフィスビルの空調等で広く採用されている。また、近年では空気清浄機に組み込まれるケースも増えている。 透湿膜式:水蒸気のみを透過する膜を通じて水と空気を接触させるもの。 滴下浸透式:水分を含む性質を持ったフィルターに水を滴下させながら通風することにより蒸発させるもの。 毛細管式:フィルタに毛細管現象で水を吸い上げて通風することにより蒸発させるもの。 回転式:水を含む性質を持った回転円盤を回転させて水槽で吸水-通風乾燥を交互に繰り返すことで蒸発させるもの。
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