水噴霧式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 21:00 UTC 版)
水噴霧式は、常温の水を微細な水滴にすることにより加湿を行うものである。噴霧された水分が気化し水に含まれるカルシウム・マグネシウム硬度分などの不純物が空気中に浮遊し物品に付着することを防止するために純水器での水処理や、雑菌が空気中に放出(加湿器病)されたりすることを防止するため水槽の紫外線ランプでの殺菌・定期的な自動排水などが組み合わされて使用される。 気化式より制御性がよいため農作物の栽培・低温貯蔵、繊維・紙・印刷工場など空気清浄度の要求されない内部発熱の大きな厳しい湿度管理の必要なところに使用される。 超音波式:超音波振動子を用いて水を霧状にし、送風機で拡散させるもの(超音波霧化)。 遠心式:回転円盤の遠心力で水を霧状にし、送風機で拡散させるもの。 高圧スプレー式:高圧ポンプにより加圧した水を機器の中へ噴出して蒸発させ、水滴をエリミネータで分離して加湿空気を送風するもの。 2流体噴霧式:圧縮機により加圧した空気で水を吸い込み機器の中へ噴出して蒸発させるもの。
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