死の前日から発見まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/13 04:16 UTC 版)
「カリン・カプシネット」の記事における「死の前日から発見まで」の解説
死の前日彼女はビバリーヒルズにあるマーク・ゴダード夫妻の自宅でともに夕食をとった。当初午後6時30分から行われるはずだった夕食会は彼女の乗ったタクシーが遅れたため1時間遅れて開始された。ゴダードの夫人がロサンゼルス郡の警察官に語った内容によると彼女の唇は麻痺しているかのようで声がおかしなものとなっており頭を妙な角度に傾けていたという。また夫妻によると縮瞳が見られたという。この食事中に彼女は泣き出したりその日の朝自宅の玄関前に赤ん坊が捨てられていたなどといったとりとめもないことを語った。 午後8時30分に彼女が帰宅するためのタクシーが到着し彼女はゴダード夫妻に電話することを約束し帰宅した。彼女がまっすぐに家に帰ったことは明らかになっており、フリーライターのエドワード・スティーブン・ルビンの訪問を受けており、さらに2人は俳優のロバート・ハザウェイも午後9時30分頃に到着した。彼らはコーヒーを飲みながらテレビを見ていたが彼女が眠気をもよおして隣の部屋に行ったため残った2人はテレビのボリュームを小さめにした(3日後にテレビをつけたところボリュームは小さいままだった)。午後11時15分頃に2人は彼女の家を退出しハザウェイの隣に住んでいるアンドリュー・プラインの家に行き午前3時頃までテレビを見て過ごした。 ゴダード夫妻は彼女からの電話がなかったため心配し11月30日に彼女の家を訪れたところソファの上で裸で死んでいるのを発見し夫妻は彼女の死因が薬物の過剰摂取であると思った。警察が彼女の自宅を調べたところデソキシン、ミルタウンなど多くの薬物が見つかった。また両親や自身、ボーイフレンドとの関係について書き綴ったノートも見つかった。検死官であるハロルド・ボイドは彼女の喉にある舌骨が折れていることを発見、彼女の死は殺人であると判断された。
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