橘秀樹_(実業家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 橘秀樹_(実業家)の意味・解説 

橘秀樹 (実業家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/08 15:34 UTC 版)

たちばな ひでき

橘 秀樹
生誕 1973年[1]
大阪府[1]
国籍 日本
出身校 獨協大学経済学部
職業 実業家
活動期間 2013年 -
著名な実績 運転手秘書の2つの派遣業務を一緒に行うビジネスモデルを日本で初めて確立。
活動拠点 東京都
肩書き

株式会社トランスアクト代表取締役社長[2]
株式会社トランスアクトホールディングス代表取締役社長[3]
一般財団法人トランスアクト財団代表理事[4]
合同会社トランスアクト代表社員[5]

TransACT America Inc.代表[6]
受賞 「WSJ×Next Era Leaders AWARD」サービス部門[7][8]
公式サイト 橘秀樹オフィシャルウェブサイト
橘秀樹オフィシャルブログ
テンプレートを表示

橘 秀樹(たちばな ひでき)は、日本の実業家。企業経営者役員向け専属運転手・秘書派遣業務を中心とした業務を行う株式会社トランスアクト創業者・代表取締役社長運転手秘書という2つの派遣業務を一緒に扱う会社は同社以外ない(2022年6月現在)。[9][10]

人物・経歴

大阪府出身。獨協大学経済学部卒業。大学時代には体育会ヨット部に所属[1]。同時に所属したゼミの教授のつながりから多くの政治家に接する機会があり、政治の世界に興味を持つ。卒業後、衆議院議員の秘書となる。その後、叔父の経営する民間企業に就職するが、政治への思いは捨てきれず自身で政治の道を志し、区議会議員を目指して再び衆議院議員の秘書となる。しかし、選挙の直前で公認候補から外され出馬できずに断念。知人に紹介された役員運転手の仕事がきっかけとなり、2013年に国会議員秘書を10年間務めた経験を活かした事業である専属運転手・秘書派遣業務の会社、株式会社トランスアクトを設立。一度は政治家を目指したが、本当は社会をけん引するリーダーの人たちを裏方でサポートすることが自分の一番やりたいことだったと気付く[11][12][13]SDGsにも注力[14][15]。Next Era Leadersでも紹介された[16]

顧客は企業のオーナー・社長・役員、国会議員、医師、トップアスリート芸能人などのトップエグゼクティブに特化。70社以上の顧客と100名以上のドライバーを擁し、高いコーディネイト力で新型コロナ渦中の2021年度でも売上を前年比18%増の4億2000万円を達成[17][18]。登録者運転手者数は2800人、秘書3000人を超え、拠点は東京横浜名古屋大阪福岡ニューヨークに置く[19]。地域的には、主に港区中央区千代田区の大企業が中心[9][20]。これは、橘が経験上、事業を拡大するにあたって首都圏以外の地域に進出しても市場としてあまり期待はできないと考えていることによる。運転手と秘書という2つの派遣業務を一緒に扱う会社は、2022年6月現在同社以外ない[10][21][22][23][24]

2022年にはニューヨーク支店を開設。橘は「創業当初から、トランスアクトのブランドイメージはニューヨークの街そのものだった。だからこそ、WSJの表彰で、ニューヨークの地に立たせてもらっていることは非常に感慨深い」とコメントしている[11]

2023年12月1日、東京商工リサーチの優良企業情報誌「エラベル」で全国上位8%の優良企業に選定される[25]

略歴

  • 1973年昭和48年) - 大阪府に生まれる。
  • 2013年平成25年) - 4月3日、株式会社トランスアクト創業[24]
  • 2019年令和元年) - 2019 LEADER'S AWARDノミネート企業となる[22]
  • 2018年(平成30年)阿久澤克之『2018年注目の社長32人 夢を追い続けることの意味』(パレード、発行2018年8月8日)に選ばれる[26]
  • 2020年(令和2年)12月30日 - トランスアクトにて無担保社債(私募債「株式会社みずほ銀行・東京信用保証協会共同保証付」)総額3000万円発行[27][28]
  • 2022年(令和4年)
    • 4月、橘のインタビュー記事が「The Wall Street Journal」(ダウ・ジョーンズ社)デジタル版に掲載されたほか、同社がメディアパートナーを務める「Next Era Leaders Award 2021」に選出され、インタビュー記事が掲載される[29][30][31]
    • 6月、週刊朝日「Challenge 躍進企業 2022」に橘のインタビュー記事が掲載される[21][32]
    • 10月4日、『Newsweek』(2022年10月4日号)「CHALLENGER」にインタビューが掲載される[33]
  • 2023年(令和5年)
    • 1月16日、橘が経営者経験をもとに若者の悩みや人生相談に答えていく、オフィシャルブログを開設[34]
    • 2月1日、オフィシャルウェブサイトを開設[35]
    • 12月1日、トランスアクトが東京商工リサーチの優良企業情報誌「エラベル」で全国上位8%の優良企業に選定される[25]
    • 12月、「【中小企業経営者対談】経営者は今、何に悩んでいる?」のテーマで株式会社WADOウイングス代表取締役 林正孝と対談[36]
  • 2024年(令和6年)
    • 5月2日、東証グロース上場企業の新入社員研修会で講演を実施。 テーマは「トランスアクトのこれまでの取り組み実績と広告代理店との関わりについて」[37]
    • 5月11日、米国スタンフォード大学でのスティーヴン・マーフィー重松教授による特別講義「Well-being Conference」を受講し、修了証が授与される[38]

メディア出演

ほか、秘書時代のエピソードに基づいた話題をテーマとしたテレビ出演などがある[39][40]

関連書籍

  • 阿久澤克之『2018年注目の社長32人 夢を追い続けることの意味』(パレード、発行2018年8月8日) ISBN 4865221611

脚注

出典

  1. ^ a b c 賢者グローバル - 株式会社トランスアクト橘 秀樹”. 2021年2月15日閲覧。
  2. ^ 株式会社トランスアクト”. 2023年2月8日閲覧。
  3. ^ 株式会社トランスアクトホールディングス”. 2023年2月8日閲覧。
  4. ^ 一般財団法人トランスアクト財団”. 2023年2月8日閲覧。
  5. ^ 合同会社トランスアクト”. 2023年2月8日閲覧。
  6. ^ TransACT America Inc.”. 2023年2月8日閲覧。
  7. ^ TransACT Co.,Ltd. / 株式会社トランスアクト / 橘 秀樹【日経 CNBC「WSJ×Next Era Leaders AWARD」授賞 in NY】”. 株式会社トランスアクト. 2025年1月15日閲覧。
  8. ^ ■日経CNBC 「時代のNEW WAVE」 に代表の橘が出演しました”. 株式会社トランスアクト. 2025年1月15日閲覧。
  9. ^ a b The Qualitas インタビュー006”. 2021年2月15日閲覧。
  10. ^ a b 『毎日新聞』2019年9月2日付第8面「運転手・秘書派遣で急成長 インタビュー最前線 トランスアクト橘秀樹社長」
  11. ^ a b Qualitas 「10th Anniversary」”. Qualitas 「10th Anniversary」 (2023年5月31日). 2025年1月20日閲覧。
  12. ^ 『日本が誇るビジネス大賞2019』P31(星雲社、2019年5月7日発行)ISBN 9784434259647
  13. ^ 『2018年注目の社長32人 夢を追い続けることの意味』阿久澤克之著(株式会社パレード)ISBN 9784865221619
  14. ^ 毎日新聞デジタル「毎日新聞 × Sustainable Development Goals」
  15. ^ トランスアクト公式サイト - SDGsへの取り組み”. 2022年8月9日閲覧。
  16. ^ Next Era Leaders”. 2022年3月23日閲覧。
  17. ^ サンデー毎日2022年3月27日号 CAMERA EYE”. 2022年3月23日閲覧。
  18. ^ 『毎日フォーラム』2020July
  19. ^ a b 11月23日(木)配信 株式会社トランスアクト 代表取締役 橘秀樹”. ニッポン放送. 2024年12月23日閲覧。
  20. ^ 『TEIKOKU NEWS』2019.1.29号P13
  21. ^ a b トランスアクト公式サイト - ■週刊朝日(2022年6月17日号)「創刊100周年増大号」”. 2022年8月9日閲覧。
  22. ^ a b LEADER'S AWARD2019 - 株式会社トランスアクト 代表取締役社長橘秀樹”. 2021年2月15日閲覧。
  23. ^ オンリーストーリー - 株式会社トランスアクト 橘秀樹”. 2021年2月15日閲覧。
  24. ^ a b 東商社長ネット - 株式会社 トランスアクト 橘秀樹”. 2021年2月15日閲覧。
  25. ^ a b 東京商工リサーチ 優良企業情報誌「エラベル」(2025年版)”. 東京商工リサーチ (2023年12月1日). 2024年11月11日閲覧。
  26. ^ 株式会社トランスアクト公式サイト - 2020-10-05 代表の橘が書籍「2018年注目の社長32人」に掲載されました”. 2021年2月15日閲覧。
  27. ^ 証券保管振替機構 - 銘柄公示情報(一般債)株式会社トランスアクト第1回無担保社債(株式会社みずほ銀行・東京信用保証協会共同保証付、分割譲渡制限特約付)”. 2021年2月15日閲覧。
  28. ^ トランスアクト公式サイト 2021-02-05 第1回 無担保社債(私募債)発行のお知らせ”. 2021年2月15日閲覧。
  29. ^ 株式会社トランスアクト公式サイト - The Wall Street Journal Digital株式会社トランスアクト代表の橘のインタビュー記事が「The Wall Street Journal」デジタル版に掲載されました。”. 2022年4月27日閲覧。
  30. ^ The Wall Street Journal - Building Trust Day by Day”. 2022年4月27日閲覧。
  31. ^ トランスアクト公式サイト 2022-05-22 ■NEXT REA LEADAERS AWARD 2021”. 2022年8月9日閲覧。
  32. ^ 注目の企業ONLINE - ターゲットは超富裕層。元代議士秘書がニーズにピッタリのドライバー、秘書派遣㈱トランスアクト 橘秀樹社長”. 2022年8月9日閲覧。
  33. ^ トランスアクト公式サイト - メディア掲載■Newsweek日本版「CHALLENGER」”. 2022年10月12日閲覧。
  34. ^ 橘秀樹オフィシャルウェブサイト”. 橘秀樹オフィシャルブログ. 2024年10月22日閲覧。
  35. ^ 橘秀樹オフィシャルウェブサイト”. 橘秀樹オフィシャルウェブサイト. 2024年10月22日閲覧。
  36. ^ 【中小企業経営者対談】経営者は今、何に悩んでいる?”. 『THE OWNER』. 2024年11月6日閲覧。
  37. ^ ■東証グロース上場企業の新入社員研修会で講演を行いました”. トランスアクト公式サイト. 2025年4月9日閲覧。
  38. ^ 代表の橘が米国スタンフォード大学での特別講義を受講しました”. トランスアクト公式サイト. 2025年1月9日閲覧。
  39. ^ 株式会社トランスアクト公式サイト - 一般財団法人トランスアクト財団”. 2021年2月15日閲覧。
  40. ^ テレビ出演②|株式会社トランスアクト代表取締役社長 橘 秀樹株式会社トランスアクト公式YouTube”. 2021年2月15日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  橘秀樹_(実業家)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「橘秀樹_(実業家)」の関連用語

橘秀樹_(実業家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



橘秀樹_(実業家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの橘秀樹 (実業家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS