標準プラットフォーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 14:35 UTC 版)
「センサネットワーク」の記事における「標準プラットフォーム」の解説
多くのプラットフォームが存在するが、およそ次に集約される。 TinyOS - 元々米国のDARPAが主催したスマートダストプロジェクトの一つで、カリフォルニア大学バークレー校が主体となり開発したセンサネットワーク専用OS。限られたリソースで軽く動作するのが特徴で、C++に近いnesCで書かれたオープンソースである。 研究用ハードウェアでは、MICA、DOT、TELOSB、IRIS、Imote2、などが存在した。 Sun SPOT - サン・マイクロシステムズ社が研究用に販売したシステム。 ZigBee(ジグビー) - 家電製品や工業計装への応用を目的に ZigBee Allianceという団体が規格化するプロトコル。この規格の製品間では通信互換性を持つことを目標とする。当初ZigBeeの物理層として規格化されたIEEE802.15.4はリモコンや監視カメラにも利用されている。 HART - 米国のHART Communication Foundationによる計装通信プロトコルで、無線通信用の規格はWireless-HARTと通称する。通信環境に応じて無線チャンネルを自動切換するので妨害電波が強い場合には有効という。主用途は計装。 SP100 - ISA[要曖昧さ回避]の無線版として同委員会が規格化したデータバスプロトコル。
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