構造と参加プロセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 08:15 UTC 版)
「BarCamp」の記事における「構造と参加プロセス」の解説
BarCampは主にウェブ上で組織され広められており、いわゆる Web 2.0 のコミュニケーションツールを利用している。BarCamp Wiki に用意されているテンプレートを使えば、誰でもBarCampを始めることができる。 手続きフレームワークは、参加者が毎日その場でその日のセッションのスケジュールを決め、ホワイトボードや壁に紙を貼るなどして告知する。この手法を Open Grid アプローチと呼ぶが、これも一種の言葉遊びである。1セッションは15~30分程度で、できる限り多くのトピックが紹介できるように運営されるところにも特徴がある。 Foo Camp もBarCampもオープン・スペース・テクノロジー (OST) を単純化したものであり、OSTの草の根的性質を受け継いでいる。通常のカンファレンスとは異なり、BarCampやOSTは参加者の情熱や責任感に依存しており、参加者がカンファレンスを主導する。 組織はゆるいが、BarCampにも規則が存在する。参加者はライブまたは事後にイベントで得た情報と経験を、ブログ、画像の公開、ソーシャルブックマーク、twitter、ウィキ、IRCなどで広く共有することを求められる。またプレゼンテーションしなければならない義務はないが、少なくとも質問を発する積極的な姿勢が望まれる。このようなオープン性は、招待者のみのカンファレンスによく見られる「デフォルトはオフレコ」という規則とは対照的である。
※この「構造と参加プロセス」の解説は、「BarCamp」の解説の一部です。
「構造と参加プロセス」を含む「BarCamp」の記事については、「BarCamp」の概要を参照ください。
- 構造と参加プロセスのページへのリンク