概要および社史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 07:46 UTC 版)
「サビエルカンパーナ」の記事における「概要および社史」の解説
東京の大学在学中に不動産会社を設立した沖修二は、1970年代に地元周南市に戻り、実家のガソリンスタンドを継いだ。沖は価格・サービス競争が求められるガソリンスタンド業界で中小企業が生き残る道はないと判断し、1984年にフランチャイズの弁当店の経営に乗り出した。 1986年、沖はヨーロッパ交流中に見たレストランやパン屋をヒントに山口サビエル記念聖堂近くに洋風レストラン「サビエルカンパーナ」を開店。翌年にはドイツから知人のパン焼き職人を招いてベーカリーを併設する。マイスターが作る本場の欧風パンは日本人にはあまり受けず、当初の客層は地元の外国人だったが、次第に日本人からも受け入れられるようになり、1996年には隣接地にホテル・レストラン「ラ・フランチェスカ」を開業した。2004年には岩国市の農業生産法人に資本参加し、パン用小麦「ニシノカオリ」の有機・減農薬生産を開始。同年にスペイン・ナバラ州の伝統的な石窯を導入した。2020年に2階レストランをカフェ業態 "Cafe Nafarroa" に転換した。 ホテル・レストラン事業の失敗により、2020年に倒産。現在、ベーカリー事業が新社長である廣文仁率いる新会社でcafe & Bakery Campana(カフェ&ベーカリー カンパーナ)として運営されている。
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