極め技・押さえ込み技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:26 UTC 版)
フェイスロック 三沢が得意とするステップ・オーバー式と呼ばれる、座っている相手の後ろから片足を相手の片腕の前に出して乗りかかるようにして極める顔面締め。実は、三沢との練習中に二人で考案した型式でもある。 顔面踏みつけ 仰向けの相手の顔面を片足で踏みにじる。挑発の意味も大きい技。 ジャイアント・バックブリーカー コブラクラッチとバックブリーカーの組み合わせたストレッチ技で、渕の師匠・馬場のオリジナル技であった。 各種拷問関節技 渕が若手時代に指導を受けたゴッチ直伝で、その数は48手(実際のところは不明)に及ぶと言われる。代表的なものとしてはコーナー上に相手を仰向けに寝かせてその上に乗りかかり、片足で相手の顎を踏みつけ、もう片方の足で相手の片足を踏みつけて乗りかかるようにして、相手をコーナーポストを支点に弓反りにして痛めつけるものがある。脇固め 股裂き(レッグ・スプレッド) チキンウィング・アームロック グラウンドで、うつ伏せの相手にリバース状態で決めるものが得意。 スタンディング・クラッチ(膝折り固め) 座っている相手の後方に立ち、相手の両肩をまたいで相手の首の後ろに座り込む。その状態から相手の片足を掴み、自分の方へ引き寄せながら締め上げる。膝や股間のほか、首にもダメージがある。90年代前半に痛め技として多用し、世界ジュニア王者時代にはフィニッシュとなったこともある。当時の渕の拷問関節技の代表的な技だった。 各種押さえ込み技 前述のスモール・パッケージ・ホールド(首固め)のほか、渕はジャックナイフ式エビ固め、サムソン・クラッチ、逆さ押さえ込み、回転エビ固め、後方回転エビ固めなど様々な固め技を得意とする。2000年代半ば以降は、スモール・パッケージ・ホールドを多用している。
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