植民地化政策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 05:41 UTC 版)
詳細は「デンマークの植民地」、「デンマークによるアメリカ大陸の植民地化」、および「スウェーデンによるアメリカ大陸の植民地化」を参照 スウェーデンとデンマーク両国は、17世紀から20世紀にかけてスカンディナヴィア半島以外に多くの植民地を持っていた。デンマークは北大西洋にグリーンランドとアイスランドを持っていた(両地域はヴァイキング時代の名残であり、アイスランドはノルマン人によって植民され(アイスランド人)、グリーンランドの植民地化は18世紀に開始されているが、それ以前はノース人による植民地化が試みられていた)。デンマークは西インド諸島のセント・トーマス島を1671年、セント・ジョン島を1718年手に入れ、さらにセント・クロイ島をフランスから1733年に購入した。デンマーク(デンマーク東インド会社)はさらにインドのトランケバールも植民地とした。スウェーデンもまたスウェーデン東インド会社を設立した。デンマーク、スウェーデンそれぞれの東インド会社は、イギリス東インド会社より多くの茶を輸入した。そしてそれらの90%がイギリスへ密輸され大きな冨を得た。両東インド会社はナポレオン戦争の際に解散した。スウェーデンはアフリカや北アメリカ大陸にも短い間の植民地を得て、(スウェーデン西インド会社)によって、1784年-1878年の間、サン・バルテルミ島をそしてカリブ海のグアドループ島を植民地としていた(フィンランドも古くからのスウェーデンの植民地であり、スウェーデン系フィンランド人を形成していた)。
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