森友学園問題の決裁文書改竄問題をめぐる質疑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:27 UTC 版)
「和田政宗」の記事における「森友学園問題の決裁文書改竄問題をめぐる質疑」の解説
2018年3月19日の参議院予算委員会において、財務省の決裁文書改竄問題を巡って太田充理財局長に対し、和田は「まさかとは思いますけど」と前置きした後、「太田理財局長は民主党政権時代に野田総理の秘書官も務めていて増税派だからアベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」と発言した。また、安倍首相の配偶者である安倍昭恵に対する野党の証人喚問要求については、「文書に伝聞形で書かれているということで証人喚問に呼べと言うならですね。山梨のある学校法人が格安で国有地の払い下げを受けた案件はこれはどうなるんでしょうか」と別案件の国有地払下げに言及し、「この学校の保護者の会の連合会長は野党のある国会議員です」「まさか関与はしてないと思いますけれども、名前があるので関与をしている可能性があるから証人喚問ということになればですね、これはおかしなことになるというふうに思っております。事実と証拠に基づいて、国会の議論を進めていかなくてはなりません」と述べた。 和田の質疑に対し、太田理財局長は「私は公務員として、お仕えした方に一生懸命お仕えすることが仕事なので、それを言われるとさすがにいくらなんでも。そんなつもりは全くありません。それはいくらなんでも、それはいくらなんでも。ご容赦ください」と返答した。与野党からも苦言が相次ぎ、麻生太郎財務相が「その種のレベルの低い質問はいかがなものかと、軽蔑はします」と和田を批判した。和田は23日、自らのTwitterで「行き過ぎたとも取れる発言部分は、反省し撤回します」と表明した。 翌3月20日、都内の新聞社2社に「和田の事務所と県支部を爆破し、十数人を殺害する。家族も殺害する」という内容の脅迫メールが届いた。和田は宮城県警に被害届を提出し、ツイッターで「国会議員の発言をテロで封殺するもの。断じて許せない」とコメントした。
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