桜ケ丘住宅地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:16 UTC 版)
桜ケ丘住宅地は当時の京王帝都電鉄が計画的に開発した住宅地で、聖蹟桜ヶ丘駅(京王線)の南側から、永山駅(小田急多摩線・京王相模原線)の北側にかけて広がる。多摩丘陵の北端に位置するため、眺望良好な宅地が比較的多い。「自然条件を十分に活かした高級住宅地」という位置づけで、1区画は平均100坪となっている。地区計画で敷地面積は最低で50坪(165平方メートル)と定められ、それ以下への分割は認められていない。 1960年に工事がスタートし、1962年に第1期分譲が開始された。1963年には、この住宅地から都心への速達のために、京王線で無料特急の運行が開始されて聖蹟桜ヶ丘駅が停車駅となり、新宿駅までの所要時間は25分となった。この開発に関連して聖蹟桜ヶ丘駅前の開発も行われ、京王聖蹟桜ヶ丘SCや聖蹟桜ヶ丘OPAといった商業施設や、京王電鉄本社やパシフィックコンサルタンツ本社といった企業のオフィスが進出した。
※この「桜ケ丘住宅地」の解説は、「多摩市」の解説の一部です。
「桜ケ丘住宅地」を含む「多摩市」の記事については、「多摩市」の概要を参照ください。
- 桜ケ丘住宅地のページへのリンク