桂小春団治 (3代目)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 桂小春団治 (3代目)の意味・解説 

桂小春団治 (3代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 13:44 UTC 版)

3代目 かつら 春團 はるだん
3rd Koharudanji Katsura

第23回彦八まつりにて(2013年8月31日)
本名 三島 みしま 広幸 ひろゆき
別名 コハピー
世界でも通用する落語家
生年月日 (1958-02-15) 1958年2月15日(67歳)
出身地 日本大阪府大阪市
師匠 3代目桂春團治
弟子 桂治門
名跡 1. 桂春幸(1977年 - 1979年)
2. 桂小春(1979年 - 1999年)
3. 3代目桂小春団治(1999年 - )
出囃子 小春團治囃子
活動期間 1977年 -
配偶者 横山由美子
所属 松竹芸能
公式サイト 松竹芸能
受賞歴
ABC漫才落語新人コンクール新人賞(1982年、1983年)
文化庁芸術祭新人賞(1998年)
文化庁芸術祭優秀賞(2007年)
備考
上方落語協会会員

3代目桂 小春団治(かつら こはるだんじ、1958年2月15日 - )は大阪府大阪市生まれ(小学校2年生時に同府門真市に転居)の落語家。本名は 三島 みしま 広幸 ひろゆき。Facebookは本名で活動。妻はラジオDJの横山由美子上方落語協会会員。所属事務所松竹芸能

大阪市立高等学校(現:大阪府立いちりつ高等学校)卒業。立命館大学中退。出囃子は『小春團治囃子』。

人物

キャッチフレーズは「世界でも通用する落語家」。

3代目桂春団治の5番弟子。入門以後、数々の賞を受賞するなど活躍をみせる。1982年12月14日には、同じく松竹芸能所属の笑福亭小つる(現:6代目笑福亭枝鶴)、MAKOTO(現:北野誠…高校の1年後輩)とコントユニット「ギャグ性感隊」を結成。

2000年頃からは活動の場を世界にも広げ、字幕を使った落語を披露するなど、ユニークな取り組みで知られており、これまでに、世界最大の芸術祭エジンバラ・フェスティバルに落語家として初めて参加し、国際演劇祭の招待公演や、各国大使館の主催公演などでイギリスフランスドイツロシアフィンランドノルウェーベルギーブルガリア韓国トルコカナダなどで海外公演を果たしている。またハーバード大学、コロンビア大学などアメリカ名門大学での講演の実績もあり、2007年には落語家初のブロードウェイ公演も行った。Newsweek日本版の特集「世界が尊敬する日本人100」に選ばれる。

2010年2月には国連本部カーネギーホールの小ホールで独演会を開催。

略歴

桂春團治一門定紋「花菱」

主な受賞歴

主な持ちネタ

創作を得意とし、約45を持つ。一方で古典にも造詣が深い。最も好きな古典落語は『ちりとてちん(酢豆腐)』。

  • 『職業病』
  • 『アルカトラズ病院』
  • 『コールセンター問答』
  • 『冷蔵庫哀詩』
  • 『アーバン紙芝居』(『いかけ屋』を現在風に改作)
  • 『失恋飯店』(日本初の漢文落語)
  • 『JAPAN AS NO.1』(日本初の英語落語)
  • 『漢字悪い人々』(ヴィジュアル落語)
  • 『国勢調査』(初代小春団治が創作した『国勢調査』を総務省の依頼で国勢調査の時期にあたる2010年10月に80年ぶりに復活させる。)

出演番組

著書・DVD

  • 著書「ギョウカイ君の出世術」(デイリースポーツ)
  • DVD「落語笑笑散歩 第六巻 ~お伊勢まいり 喜六清八珍道中」(ソニーミュージック)
  • DVD「松竹特選落語シリーズ壱 桂小春團治」(松竹ビデオ)
  • DVD「落語百選DVDコレクション 第13巻・15巻」(デアゴスティーニ・ジャパン)
  • カセット「おもしろ英語落語」(ポニーキャニオン)

弟子

出典

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「桂小春団治 (3代目)」の関連用語

桂小春団治 (3代目)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



桂小春団治 (3代目)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの桂小春団治 (3代目) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS