根優1号【コンユウイチゴウ】(食用作物)
登録番号 | 第14891号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | ばれいしょ | |
登録品種の名称及びその読み | 根優1号 よみ:コンユウイチゴウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 国立大学法人北海道大学 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市北区北8条西5丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩間和人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「男爵薯」に「コナフブキ」を交配して育成されたものであり、いもの形状が扁球形、皮色が白黄、肉色が白の耐乾性品種育成のための中間母本品種である。叢性は直立型、個重型・個数型の別は個数型、茎の長さは極長、太さは中、茎色(1次色)は緑、同(2次色)は無、分枝数は中、葉色は緑、頂小葉の形は広、小葉着生の粗密はやや粗、葉の毛茸は中、花の数は多、花色(1次色)は白、同(2次色)は無、葯の色は黄である。ふく枝の長さは長、いも着生の深浅は深、いもの長短はやや長、扁平度は中、形は扁球形、皮色は白黄、目の深浅は中、肉色は白、休眠期間はやや短、枯ちょう期は極晩、早期肥大性は遅、上いも重はかなり多、上いも数は極多、上いも平均1個重は小、でん粉重はかなり多、肉質はやや粉である。「コナフブキ」と比較して、頂小葉の形が広いこと、花色(1次色)が白であること、葯の色が黄であること等で、「農林1号」と比較して、茎色(2次色)が無いこと、頂小葉の形が広いこと、葯の色が黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に農林水産省北海道農業試験場(現独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、北海道恵庭市)において、「男爵薯」に「コナフブキ」を交配し、4年にその実生の中から選抜、以後、国立大学法人北海道大学(北海道札幌市)において、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「優根1号」であった。 |
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