柴田組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 14:12 UTC 版)
『4』に登場した組。かつて笹井組と東城会直系の座を争っていたが、25年前の襲撃事件で笹井組が解散したことで直系に昇格した。その後、柴田の死と組織内が崩れたため、解体されたと思われる。 柴田 和夫(しばた かずお) 声 - 大塚芳忠 『4』に登場した東城会直系柴田組組長。55歳。狡猾な性格をしており、ホームレスからは「タヌキ」と呼ばれているが、一方では紳士的な面と靖子の服を剥ぎ詰め寄るなど好色な面がある。また、直系組織としては弱小の部類で末席に甘んじているが、それでも強い立場を維持している。東城会直系の座を手にするため、利害の一致から若頭の座を狙う上野誠和会の葛城と共謀して25年前の襲撃事件を仕組み、自身は襲撃現場に駆け付けようとした真島の足止め役を担う。事件後は笹井の排除に成功して目論見通り直系に昇格し、以降は葛城との関係を続けており、自身の出世のためにお互いを利用するようになる。その後、今度は葛城と共に神室町ヒルズの利権を手に入れようと画策し、その過程で計画に抱き込んでいた新井を匿い、更には計画通りに新井が起こした上野誠和会との事件に対して5億の現金と自身のケジメとして指を差し出すという演技を見せた。また、リリこと冴島靖子を探すため、弟分である初芝に秋山から情報が載っている顧客名簿を奪うよう命じる。その後は新井と行動を共にし、靖子を見つけ出して拉致したが、この時見返りを求めすぎたために葛城から既に邪魔者と見なされてしまい、最後は裏切った新井に射殺された。
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