柳川黒小粒【ヤナガワクロショウリュウ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10242号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | 柳川黒小粒 よみ:ヤナガワクロショウリュウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社柳川採種研究会 | |
品種登録者の住所 | 茨城県東茨城郡美野里町大字羽鳥256番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柳澤康博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「中生光黒」に「ヒゴムスメ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(岩手県岩手郡滝沢村)における成熟期は中の早、有限伸育型で種皮が黒色、粒形が扁球の加工用の品種である。伸育型は有限、分枝数は中、胚軸の色は紫、主茎長は極短、主茎節数は少、最下着莢節位高は低である。小葉の形は中間、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は褐、1莢内粒数はやや多、莢数は多、裂莢の難易及び毛茸の多少は中、色は褐である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は黒、粒の子葉色は黄、粒形は扁球、臍の色は黒、粒の大小は小の大である。開花期は中、成熟期は中の早、生態型は夏大豆型である。「納豆小粒」及び「茶小粒」と比較して、種皮及び臍の色が黒であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者の農場(岩手県岩手郡滝沢村)において、「中生光黒」に「ヒゴムスメ」を交配し、雑種第2代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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