柳原駅 (愛媛県)
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柳原駅 | |
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駅全景(2024年5月、伊予北条方より)
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やなぎはら Yanagihara |
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◄Y48 伊予北条 (2.2 km)
(1.2 km) 粟井 Y50►
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所在地 | 愛媛県松山市府中 |
駅番号 | ○Y49 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 179.1 km(高松起点) |
電報略号 | ヤナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗降人員 -統計年度- |
268[2]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1961年(昭和36年)6月1日[3] |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
柳原駅(やなぎはらえき)は、愛媛県松山市府中にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はY49。
歴史
当駅の開設に当たっては、予讃線の伊予北条駅 - 松山駅間の開業時に隣接する粟井地区と誘致合戦を繰り広げた。当時は粟井地区に駅開業が決まり、以降30年駅は未開設のままであった。その後、1961(昭和36)年6月1日に駅は開設され、開業初日は住民総出で祝ったという。だが、1980(昭和55)年頃では朝夕上下7本のみの停車で、一日の平均乗降客は14人だった[4]。1982年8月の時刻表でも上下9本(休日7本)のみであった[5]。 柳原とは地域名とともに京都の公家柳原家に由来する。1720年以前より使われながら、河野村時代は大字別府字柳原、北条市合併後も同じく字名としての存在だった。しかし、字名のほうがしだいに有名になり、52年2月4日に大字別府と分離、北条市柳原となった。
駅構造
1面1線の地上駅で無人駅[1]だが、自動券売機が設置されている。
なお、当駅で発券される乗車券は、JR東日本北上線の柳原駅と区別するため、「(讃)柳原」と表示される。
駅周辺
- 松山市役所北条支所河野出張所
- 松山市立北条南中学校
- 松山市立河野小学校
- 国道196号(松山北条バイパス)
- 愛媛県道179号湯山北条線(今治街道)
- 柳原郵便局
- 河野別府公園(文化の森公園)
- 愛媛信用金庫 北条支店
- 高縄神社
-
駅入口(2008年9月)
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、24頁。
- ^ “愛媛県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、638頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『各駅停車 全国歴史散歩 愛媛県』河出書房新社、昭和55年3月25日 エラー: 日付は和暦ではなく西暦を用いてください。(説明)、82,83頁。
- ^ 『国鉄監修・交通公社の時刻表 1982 8』日本交通公社、1982年8月1日、166-171頁。
- ^ 「日本国有鉄道公示第267号」『官報』1961年5月31日。
- ^ 「通報 ●予讃本線伊予氷見駅外1駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1961年5月31日、5面。
関連項目
外部リンク
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