枚方出口線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/25 16:56 UTC 版)
枚方出口線(ひらかたでぐちせん)は、大阪府枚方市で京阪バスが運行している路線である。
かつては公式サイトでコミュニティバスとして紹介されていたが現在は一般路線の一つとして扱われている。
路線名はそのまま『枚方出口線』である(ただし『出口線』とだけ記載されているものも存在するが、これは担当する高槻営業所が担当する路線に全て頭に『枚方』とつくため、乗客の混乱を防ぐ便宜上の理由によるものである)。
京阪バス高槻営業所の管轄である。
概要
本路線の走行する枚方市の伊加賀・出口地区は2000年代に入り淀川のスーパー堤防が整備され、その上に住宅地が開発されたことによりこれらの地域と枚方市中心部を結ぶ路線として開設されている。
運行経路
現行
- 16号経路(平日の大半の便と土曜・休日全便。平日の朝夕2便のみ伊加賀小学校止まりとなる。) 枚方市駅北口→枚方公園口→伊加賀西町→出口二丁目→伊加賀小学校→伊加賀西町→枚方公園口→枚方市駅北口
- 16号経路(平日1便のみ) 伊加賀小学校→伊加賀西町→枚方公園口→枚方市駅南口→官公庁団地→イズミヤ前→枚方市駅北口
運行開始当初
- 16号経路(平日) 伊加賀小学校→出口二丁目→枚方公園口→枚方市駅南口→官公庁団地→イズミヤ前→枚方市駅北口→枚方公園口→出口二丁目→伊加賀小学校
- 16号経路(土曜・休日) 伊加賀小学校~出口二丁目~枚方公園口~枚方市駅北口
16号経路がつけられたいきさつについて
この経路には、管轄である高槻営業所の他の経路(他の経路は全て一桁である)と比較して番号が離れている『16』の番号が用いられているが、これは次の理由が挙げられている。
- 枚方市駅前から出発する経路に『16』の経路番号のバスが存在しなかったこと。
- かつて、枚方市駅北口より出発し、ほぼ同じ方向に向いて出発していた寝屋川営業所が(ただし一時期は枚方営業所で)運行していた枚方寝屋川線が『16号経路』であったことから、この経路に対してつけられていたこと。
車両
京阪バス高槻営業所に配備されている車両が使われている。
ツーステップバスの存在する時期はワンステップバスかノンステップバス限定で運用されていた。
運賃
- 一乗車大人220円、小児110円(京阪バス大阪地区1区の料金)となっている。定期券については、2010年までは地区定期券の設定がなかったが、2010年3月1日より全区間が新設の「枚方大橋地区」の定期券の範囲に含まれた(それまでは通常の定期券での対応)。
- スルッとKANSAI/京阪グループ共通バスカード/京阪バス1dayチケット/PiTaPa/ICOCAの利用が可能である。
参考文献・出典
- バスラマ・インターナショナル第120号 特集「京阪バスグループ」各記事
脚注
- ^ ただし2011年以前の平日の循環運行と異なり起終点は枚方市駅北口に変更した。
外部リンク
枚方出口線
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16号経路(平日の大半の便と土曜・休日全便。平日の朝夕2便のみ伊加賀小学校止まりとなる。) 枚方市駅北口→枚方公園口→伊加賀西町→出口二丁目→伊加賀小学校→伊加賀西町→枚方公園口→枚方市駅北口 16号経路(平日1便のみ) 伊加賀小学校→伊加賀西町→枚方公園口→枚方市駅南口→官公庁団地→イズミヤ前→枚方市駅北口かつては京阪バスの公式サイトでコミュニティバスとして案内されていたが、現在は一般路線の一つとして扱われている。 枚方出口線が運行する枚方市の伊加賀・出口地区は、2000年代に入り淀川のスーパー堤防が整備され、その上に住宅地が開発されたことにより、これらの地域と枚方市中心部を結ぶ路線として2001年7月1日に開設された。 運行開始当初は平日と休日で運行経路が異なっており、平日は伊加賀小学校→出口二丁目→枚方市駅南口→イズミヤ前→枚方市駅北口→出口二丁目→伊加賀小学校の循環運行。一方、休日は伊加賀小学校~出口二丁目~枚方市駅北口の折り返し運行だった。2011年5月28日のダイヤ改正で、イズミヤ前を経由する便の大幅削減および平日の循環運行を廃止し、土曜・休日の循環運行を開始して現在の運行形態となる。ただし2011年以前の平日の循環運行と異なり、起終点は枚方市駅北口へ変更されている。 管轄である高槻営業所の他の経路(他の経路は全て一桁である)と比較して番号が離れている「16」の系統番号が用いられている。その理由としては、枚方市駅前から出発する経路に「16」の経路番号のバスが存在しなかったこと、かつて枚方市駅北口より出発し、ほぼ同じ方向に向いて出発していた寝屋川営業所が(ただし一時期は枚方営業所で)運行していた枚方寝屋川線が「16号経路」であったこと、が挙げられている。 当初は地区定期券の設定がなく通常の定期券での対応となっていたが、2010年3月1日より全区間が新設の「枚方大橋地区」の定期券の範囲に含まれた。 車両はツーステップバスが在籍していた時期は、ワンステップバスまたはノンステップバス限定で運用されていた。
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