松村の再反論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/22 05:23 UTC 版)
これに対して松村雄策は『ロッキング・オン』12月号に「ネバー・ミート・ザ・ビートルズ」と題する文を発表。それは次のような主旨だった。 これは1966年にタイム・トリップしたという小説であるが、(松村にとっての)その時代の空気が書かれていないと感じた。 「私が行く初日は、前座がザ・ドリフターズなのよね」という表現に対して、自分が「これでは、前座は毎回違っていたように思われる」「実際には前座は5回とも同じ」と書いたことについては誤りを認める。言いたかったのは、「前座は5回とも同じ」ということではなく、「前座にザ・ドリフターズも出る」と書くべき(ドリフターズをことさら特別視しない)ということである。当時は、ザ・ドリフターズが前座に出ようとビートルズが加山雄三と会おうとおかしいとは思わない時代だった。 「商売としてやらなくても『あいつは芸人だ』と言う」というのは言い訳にすぎない。 他の指摘事項についての見解はどうなのか(反論している項目が選択的になっている理由を知りたい)。 チケット申し込み倍数に関して、ビートルズは三日間で五回公演した。入場希望者数21万人を5で割れば答えは約4である。小林は3で割ったのではないか? 小林信彦はビートルズに興味がないと感じる。 武道館コンサートのビデオには、司会者が最初と最後にしか出てこないので、「司会者のエリック・H・エリックが曲の紹介をしようとして、『次は……』っていうと」という発言から、ビデオを見ていないと考えられる。
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