東山動植物園再生プラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 16:38 UTC 版)
「東山動植物園」の記事における「東山動植物園再生プラン」の解説
名古屋市は、松原武久市長時代に「東山動植物園再生プラン」を策定した。 基本的に別々である動物園と植物園の展示を融合し、従来の「見るだけ」から「体験・体感する」展示として「環境行動を促すメッセージを発信する」ことを目指す。また、入園場者数350万人に対応しユニバーサルデザインに配慮した施設整備に合わせて、現在動植物園を分断している市道を廃止。各門(後述)と展示エリア、主要施設を接続する園路、およびそれらを接続するトラムを設ける計画である。 また、正門前に千種図書館を新築移設(2012年(平成24年))して、地下鉄から正門へのエントランスを設置するほか、植物園内に置かれている伊藤圭介記念館を移し、動植物関連の資料・書籍を拡充。「環境」と「大交流」の拠点施設として整備する。なお、実際は動植物園のみではなく、それを核として平和公園と一体となった「なごや東山の森」としての里山再生、東山公園とその周辺地区の「まちづくり」を含めたものとなっているため、動植物園以外の計画の終了時期は設定されていない。 のちに市長となった河村たかし市長はこのプランの撤回を表明したがプランは継続されており、東山動物園の公式ホームページで事業の進捗状況が報告されている。
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