来所から面接までの流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:19 UTC 版)
「公共職業安定所」の記事における「来所から面接までの流れ」の解説
利用者自身で印刷する求人票には会社の連絡先が記載されているが、利用者が会社に直接電話しても「ハローワークを通して欲しい」と、面接を断られる場合がある。その理由は『ハローワークは会社に求職者を紹介する』からである。 従って、面接を希望する場合は次の手順を踏む必要がある。 初めて来所した場合、求職申込書に必要事項を記入して窓口に提出する。 これが済むとハローワーク受付票が発行される。 求人検索用のパソコンで求人を検索し、気に入った求人があれば求人票を印刷する。 その求人票と、ハローワーク受付票を窓口に提出する。 職員が会社に電話をし、面接の予約をする。 ハローワーク受付票と求人票が返却され、紹介状が発行される。 履歴書・職務経歴書・顔写真などの応募書類に紹介状を添えて、面接先が指定する住所に送付するか、面接先に持参する。 選考結果は応募者だけでなく、ハローワークにも連絡することになっている。採用の場合は決められた日から出勤し、あいにく不採用の場合は採用されるまで3〜7を繰り返す。 近年は大半の企業で採用予定人数に対する求人応募数が殺到するため、「履歴書・職務経歴書・そして紹介状を送付」という、これまでは初回面接時、持参の書類一式を、事前に郵送する、いわゆる“書類選考”が行われている。多数の応募者の中から、実際に面接を行うべき人材を企業側でふるいにかけ、面接する応募者を絞り込む(もちろん、送付する書類や、そもそもこういった最近の選考方法が、この記述内容の全てという訳ではない)。 ちなみに不採用者への伝達方法と書類の取扱いは企業側でまちまちであるが、求人票に応募書類の取り扱いの説明があることが多い。一般に、不採用者には応募書類に不採用の旨の文書を添えて、返却送付される場合が大半である。他方、応募書類返却を割愛する場合、求人票には「応募書類当社側責任廃棄」と記入され、結果は不採用の旨を電話で伝えるか、応募書類返却に代わる、不採用の旨の文章のみ郵送される。
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