村雨五兄弟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 01:49 UTC 版)
普段は古ぼけた屋敷内で薬草・毒草を育て、薬として販売し日々の糧にしている。忍者に劣らぬ戦闘能力を持ち、また毒物に対する豊富な知識を活かして敵を倒し、かつ味方を救うことが可能。また幼少時の鍛錬から、多少の毒に対する耐性を持っている。 右門 五兄弟の長男。忍法「花吹雪」の他、剣術、火術、変装術、霧丸の得意とする忍法ナナフシなどを使いこなす実力者。左門を倒す。闇一族の首領である蓮台寺と戦うも、一枚上手の蓮台寺に敗れて死亡する。しかし最後の忍法花吹雪で蓮台寺に毒針を打ち込み、蓮台寺を弱らせた。弟・数馬が死んだ際に無情な態度を取るも、実は弟達にそれ以上の犠牲を出させないための気遣いであり、内心では他の兄弟と同じく弟の死を悼んでいた。 十郎太 五兄弟の次男。水の中での戦いを得意とし、終盤で海老と水中戦を繰り広げる。最後まで生き残った一人。後に土蜘蛛五人衆編にも登場し、敵の術を破るヒントを影丸に与える。 数馬 五兄弟の三男。毒術や変装術に長けており、闇一族の先遣隊を一人で全滅させる実力者。毒にやられた影丸を助けに来た際、海老、かげろうと二対一の戦いになり、善戦するも敗れて死亡する。 霧丸 五兄弟の四男。虫のように背景に溶け込み姿を隠すナナフシの術を使う。毒で弱ったかげろうにとどめをさす。源太郎を救出する際、火炎の背後を取り毒針を打ち込むが、蓮台寺によって火炎ごと串刺しにされて死ぬ。 源太郎 五兄弟の末っ子。縄術を得意とし、毒付きのかぎ縄でかげろうを毒に侵して弱らせた。左門と岩風の二人がかりに敗れ捕らえられるが、救出され最後まで生き残る。後に土蜘蛛五人衆編にも登場し、影丸の護衛につく。
※この「村雨五兄弟」の解説は、「伊賀の影丸」の解説の一部です。
「村雨五兄弟」を含む「伊賀の影丸」の記事については、「伊賀の影丸」の概要を参照ください。
- 村雨五兄弟のページへのリンク