李青龍とは? わかりやすく解説

李青龍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/31 13:47 UTC 版)

李 靑龍
名前
本名 李靑龍
愛称 ブルードラゴン
カタカナ イ・チョンヨン
ラテン文字 Lee Chung-Yong
ハングル 이청용
基本情報
国籍  大韓民国
生年月日 (1988-07-02) 1988年7月2日(36歳)
出身地 ソウル特別市
身長 180cm
体重 75kg
選手情報
在籍チーム 蔚山HD FC
ポジション MF
背番号 27
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2009 FCソウル 54 (11)
2009-2015 ボルトン 176 (17)
2015-2018 クリスタル・パレス 38 (1)
2018-2020 ボーフム 35 (1)
2020- 蔚山現代/蔚山HD 137 (11)
代表歴2
2003-2005 韓国 U-17 6 (6)
2006-2007 韓国 U-20 18 (1)
2007-2008 韓国 U-23 7 (0)
2008- 韓国 79 (8)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月31日現在。
2. 2018年6月23日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

李 青竜旧字体李 靑龍、イ・チョンヨン、朝鮮語: 이청용1988年7月2日 - )は大韓民国ソウル特別市出身のサッカー選手韓国代表蔚山HD FC所属。ポジションはミッドフィールダー本貫青海李氏[1]

経歴

2004年FCソウルでサッカー選手としてのキャリアをスタートさせると、瞬く間にその才能を開花させ各年代の代表チームに招集されるようになる。

2007年にはFIFA U-20ワールドカップ2008年には北京オリンピックに韓国代表チームの一員として出場、チームとしての成績は芳しくなかったが李自身はチームの中心選手として活躍した。

北京オリンピック終了後は韓国A代表へとコンスタントに招集されるようになり、ユース代表の頃からの国際マッチ経験も重なりイングランドの複数のクラブから注目を浴びるようになる。

そして、2009-2010シーズンを目前にした2009年8月1日ボルトン・ワンダラーズFCへの移籍が決定、21歳でのプレミアリーグ移籍は韓国人として最年少であった。決して得点能力は高くないが、ゲームメイキングのセンスに優れ韓国サッカー界ではニューヒーローとして評価されている。2009年1月、イギリスの日刊紙「タイムズ」は李選手を50人の新星サッカー選手として選定した。

2010 FIFAワールドカップにも出場し、グループリーグ第2戦のアルゼンチン戦でW杯初得点を記録。決勝トーナメント1回戦ウルグアイ戦では一時同点に追いつくヘディングシュートを決めた。

2011年7月30日の5部リーグ所属であるニューポート・カウンティAFC戦でタックルを受けて右脚の腓骨脛骨の両方を骨折し、全治9ヶ月の診断を受けた[2]。リーグ戦のほとんどを休場することとなり、ようやく37節に途中出場して復帰を果たした。

2015年1月10日、韓国代表としてAFCアジアカップ2015の初戦オマーン戦に出場したが負傷してしまい、大会を離脱することになった[3]

2015年2月2日、クリスタル・パレスに完全移籍。移籍金は100万ポンド(約1億7000万円)と報じられている[4][5]。パレス在籍時は38試合出場1ゴール1アシストの成績であった。

2018年6月、契約満了のためチームを退団し、ドイツ2.ブンデスリーガVfLボーフムに加入。在籍1年半で35試合出場1ゴール6アシストを記録した。

2020年3月3日、蔚山現代FCに移籍。11年ぶりの母国復帰となった[6]

エピソード

韓国において中学校を中退しており、兵役義務の要件となる高校卒業を満たしていない。そのため李には兵役義務がない。韓国人プレイヤーでは2002年の日韓ワールドカップ、2012年のロンドン五輪で兵役義務が免除・短縮されたプレイヤー以外で唯一、兵役義務のない選手である。

ボルトン・ワンダラーズFC時代の同僚であった宮市亮と親交が厚く、その後も交流がある。

所属クラブ

個人成績

クラブ シーズン リーグ FAカップ リーグカップ 国際大会 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
FCソウル 2004 0 0 0 0 0 0 - 0 0
2005 0 0 0 0 0 0 - 0 0
2006 2 0 0 0 2 0 - 4 0
2007 15 3 2 0 8 0 - 25 3
2008 22 5 1 0 3 1 - 26 6
2009 15 3 2 0 1 0 5 0 23 3
合計 54 11 5 0 14 1 5 0 78 12
ボルトン・ワンダラーズ 2009-10 34 4 4 1 2 0 - 40 5
2010-11 31 3 4 1 1 0 - 36 4
2011-12 2 0 0 0 0 0 - 2 0
2012-13 41 4 3 1 0 0 - 44 5
2013-14 45 3 2 0 0 0 - 47 3
2014-15 23 3 0 0 3 0 - 26 3
合計 176 17 13 3 6 0 - 195 20
クリスタル・パレス 2015-16 3 0 0 0 0 0 - 3 0
2016-17 13 1 1 0 3 1 - 17 2
合計 16 1 1 0 3 1 - 20 2
通算 246 29 19 3 23 2 5 0 293 34

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 90試合 9得点(2008年-2019年)[7]


韓国代表 国際Aマッチ
出場 得点
2008 8 2
2009 12 0
2010 12 3
2011 9 0
2012 2 0
2013 10 1
2014 12 0
2015 6 1
2016 5 1
2017 3 0
2018 4 0
2019 7 1
通算 90 9

得点

# 開催年月日 開催地 対戦国 スコア 結果 試合概要
1. 2008年9月5日 ソウルワールドカップ競技場ソウル ヨルダン 1-0 ○ 1-0 親善試合
2. 2008年11月14日 アル・サッド(シャシム・ビン・ハマド)スタジアムドーハ カタール 1-0 △ 1-1
3. 2010年5月16日 ソウルワールドカップ競技場、ソウル エクアドル 2-0 ○ 2-0
4. 2010年6月17日 サッカー・シティ・スタジアムヨハネスブルグ アルゼンチン 1-2 ● 1-4 2010 FIFAワールドカップ
5. 2010年6月26日 ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアムポート・エリザベス ウルグアイ 1-1 ● 1-2
6. 2013年11月15日 ソウルワールドカップ競技場、ソウル スイス 2-1 ○ 2-1 親善試合
7. 2015年9月3日 華城総合運動場華城市 ラオス 1-0 ○ 8-0 2018 FIFAワールドカップ予選
8. 2016年9月1日 ソウルワールドカップ競技場、ソウル 中国 2-0 ○ 3-2

個人タイトル

  • Kリーグ杯アシスト王 2007
  • Kリーグベストイレブン 2008
  • Bolton Player of the Year : 2010
  • Bolton Players' Player of the Year : 2010
  • Bolton Best Newcomer Award : 2010
  • North West Premier League Player of the Year : 2009–10

脚注

外部リンク


李青龍(り せいりゅう)

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煌帝国右将軍

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