金珍圭とは? わかりやすく解説

金珍圭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/15 02:35 UTC 版)

金 珍圭
名前
カタカナ キム・ジンギュ
ラテン文字 KIM Jin-Kyu
ハングル 김진규
基本情報
国籍  大韓民国
生年月日 (1985-02-16) 1985年2月16日(40歳)
出身地 慶尚北道盈徳郡
身長 184cm
体重 80kg
選手情報
ポジション DF
利き足 右足
ユース
2000-2002 安東高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003-2004 全南ドラゴンズ 21 (2)
2005-2006 ジュビロ磐田 47 (4)
2007 全南ドラゴンズ 8 (2)
2008-2010 FCソウル 85 (1)
2011 大連実徳 8 (0)
2011 ヴァンフォーレ甲府 4 (1)
2012-2015 FCソウル 120 (12)
2016 ムアントン・ユナイテッドFC 0 (0)
2016 パタヤ・ユナイテッドFC (loan) 14 (0)
2016 ファジアーノ岡山 10 (1)
2017 大田シチズン 13 (0)
通算 330 (23)
代表歴
2004-2012 韓国 42 (3)
監督歴
2023- FCソウル(代行)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

金 珍圭(キム・ジンギュ、김진규1985年2月16日 - )は、大韓民国の元サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー(DF)韓国代表には10代の頃から招集されており、2006 FIFAワールドカップの代表にも選ばれた。

来歴

兄の影響で小学校4年生の時にサッカーを始めた。高校は「地元の高校に行きたかったんですが、父親と向こうの監督が勝手に決めて(本人談)」韓国サッカーの名門、安東高校へ進学。少年時代からありとあらゆるポジションを経験し、高校時代は身体能力を買われてFWとDFを掛け持ちでプレーしたこともあるという。高校卒業後の2003年にKリーグの全南ドラゴンズに入団し、ここでDF専任になった。2005年Jリーグジュビロ磐田に移籍し、右サイドバックやセンターバックとして活躍。磐田在籍2年目の2006年には韓国代表としてFIFAワールドカップ・ドイツ大会にも出場し、W杯最優秀新人候補に選出された[1]

2007年、全南に復帰し、同年AFCチャンピオンズリーグ出場。翌年の2008年にはトレードでFCソウルに移籍したが徐々に出場機会を減らし、2010年を持って契約満了、2011年からは中国の大連実徳に所属した。

2011年7月、ヴァンフォーレ甲府に移籍し、5シーズンぶりにJリーグの舞台に復帰した[2]。同年12月、甲府より契約の更新をしないことが発表された[3]

2012年よりFCソウルに復帰。2013年4月2日、ACLのホーム・ベガルタ仙台戦で前半22分に追加点を挙げ、勝利に貢献した[4]。2015年3月4日、ACLのGS第2節・鹿島アントラーズ戦で66分に決勝点を挙げた[5]。2015年でFCソウルを退団。

2016年はタイ・ディヴィジョン1リーグパタヤ・ユナイテッドFCと契約。同年6月29日にJリーグファジアーノ岡山への移籍が発表された[6]。同年11月28日、契約満了により帰国[7]

2023年8月22日、FCソウルの監督代行に就任[8]

所属クラブ

ユース経歴
  • 1999年 - 2001年 安東高校
プロ経歴

個人成績

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
韓国 リーグ戦 リーグ杯 FA杯 期間通算
2003 全南 36 Kリーグ 11 1
2004 10 1
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2005 磐田 36 J1 24 1 1 1 1 0 26 2
2006 20 23 3 3 0 2 0 28 3
韓国 リーグ戦 リーグ杯 FA杯 期間通算
2007 全南 6 Kリーグ 8 2
2008 ソウル 20 29 0
2009 6 32 0
2010 33 1
中国 リーグ戦 リーグ杯 FA杯 期間通算
2011 大連実徳 26 中国超級 8 0
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2011 甲府 19 J1 4 1 1 0 0 0 5 1
韓国 リーグ戦 リーグ杯 FA杯 期間通算
2012 ソウル 6 Kリーグ 37 4
2013 35 6
2014 16 1
2015 32 1
タイ リーグ戦 リーグ杯 FA杯 期間通算
2016 パタヤ 6 プレミア 14 0
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2016 岡山 33 J2 10 1 - 2 0 12 1
通算 韓国 Kリーグ 225 16
日本 J1 51 5 5 1 3 0 59 6
日本 J2 10 1 - 2 0 12 1
中国 中国超級 8 0
タイ プレミア 14 0
総通算 308 22
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2005 磐田 24 5 0
通算 AFC 5 0

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 43試合 3得点(2004年-2012年)[9]


韓国代表 国際Aマッチ
出場 得点
2004 5 0
2005 12 3
2006 13 0
2007 10 0
2008 2 0
2009 0 0
2010 0 0
2011 0 0
2012 1 0
通算 43 0

脚注

  1. ^ <W杯>朴主永・白智勲・金珍圭、W杯最優秀新人候補に”. 中央日報 (2006年5月19日). 2018年11月5日閲覧。
  2. ^ 甲府が元磐田DF獲得を発表”. ゲキサカ (2011年7月19日). 2018年11月5日閲覧。
  3. ^ 甲府が韓国人選手2選手と契約更新せず”. ゲキサカ (2011年12月27日). 2018年11月5日閲覧。
  4. ^ AFCチャンピオンズリーグ2013 グループE 第3戦 FCソウル”. ベガルタ仙台. 2018年11月5日閲覧。
  5. ^ FCソウルvs鹿島の試合結果・データ(AFCチャンピオンズリーグ:2015年3月4日)”. J.LEAGUE.jp. 2018年11月5日閲覧。
  6. ^ 金 珍圭(キム ジンギュ)選手加入のお知らせ』(プレスリリース)ファジアーノ岡山、2016年6月29日https://www.fagiano-okayama.com/news/p1467161352.html2018年11月5日閲覧 
  7. ^ 契約満了選手のお知らせ』(プレスリリース)ファジアーノ岡山、2016年12月5日https://www.fagiano-okayama.com/news/p1473052602.html2018年11月5日閲覧 
  8. ^ 元ジュビロ磐田の金珍圭がFCソウルの監督代行に就任!甲府や岡山にも在籍、今季終了まで暫定指揮へ”. スポーツソウル日本版. 2023年8月22日閲覧。
  9. ^ 金珍圭 - National-Football-Teams.com

関連項目

外部リンク





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