趙廣來とは? わかりやすく解説

趙廣來

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/25 01:17 UTC 版)

趙 廣來
名前
本名 趙 廣來
カタカナ チョ・グァンレ
ラテン文字 Cho Kwang-Rae
ハングル 조광래
基本情報
国籍 韓国
生年月日 (1954-03-19) 1954年3月19日(71歳)
出身地 慶尚南道晋州市
身長 171cm
選手情報
ポジション MF
代表歴
1975-1986 韓国 80 (12)
監督歴
2010-2011  韓国代表
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

趙 廣來趙 広来とも、チョ・グァンレ、: 조광래英語: Cho Kwang-rae1954年3月19日 - )は、韓国の元サッカー選手、サッカー指導者。元韓国代表監督。

2014年9月から大邱FC代表取締役兼団長を務めている。

来歴

延世大学校卒業後、浦項製鉄サッカー部(現在浦項スティーラース)に入団。兵役後は釜山大宇ロイヤルズ(現:釜山アイパーク)でプレーし、1987年引退。韓国代表としては1986年ワールドカップメキシコ大会に出場している。

引退後は釜山や韓国代表コーチを歴任し、1993年に釜山の監督となるが、成績不振で翌年辞任。次いで水原三星ブルーウィングスのコーチとなるが、監督との対立で3年で水原を去った。1999年に安養LGチーターズ(現:FCソウル)監督となり、2000年にはKリーグチャンピオンに導く。

2004年にソウル監督を辞任した後、2007年より慶南FC監督となったが、2010年7月、許丁茂の後任として韓国代表監督に就任した。慶南側との契約の関係で、当初は韓国代表と慶南の両方を兼任することとなっていたが、話し合いの結果慶南を退団して韓国代表監督に専念することとなった。代表監督としての初戦は8月、水原ワールドカップ競技場で行なわれたナイジェリアとの親善試合で2-1で勝利し好スタートを切るも、初の公式戦となったAFCアジアカップ2011は3位に終わった。その後、8月のキリンチャレンジカップにおいて日本に0-3と大敗したこと(札幌ドームで行われたこの試合を韓国マスコミは「札幌の惨事」と称した)や、2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選において2011年11月15日、格下とされるレバノンとのアウェーゲームにおいて1対2で敗れたことで韓国国内より批判が高まり、同年12月7日に代表監督を解任された[1]

指導者としての活動以外にも自身の名を冠した財団を立ち上げ、青少年へのサッカーの普及も手がけている。

所属クラブ

指導経歴

表彰

選手

釜山大宇ロイヤルズ

監督

安養LGチーターズ

代表ゴール

開催年月日 開催地 対戦国 得点 勝敗 試合概要
1977年7月22日 クアラルンプール  インドネシア 1ゴール 5-1 1977年ムルデカ大会
1977年7月26日 クアラルンプール  ビルマ 1ゴール 4-0 1977年ムルデカ大会
1978年7月12日 クアラルンプール  日本 1ゴール 4-0 1978年ムルデカ大会
1978年12月10日 バンコク  バーレーン 2ゴール 5-1 1978年アジア競技大会
1979年9月8日 ソウル  スーダン 1ゴールl 8-0 1979年大統領杯国際サッカー大会
1979年9月16日 仁川  バングラデシュ 3ゴール 9-0 1979年大統領杯国際サッカー大会
1980年8月29日 光州  バーレーン 1ゴール 5-0 1980年大統領杯国際サッカー大会
1986年6月10日 プエブラ  イタリア 1ゴール (o.g.) 2-3 1986 FIFAワールドカップ
1986年10月3日 ソウル  インドネシア 1ゴール 4-0 1986年アジア競技大会
1986年10月5日 ソウル  サウジアラビア 1ゴール 2-0 1986年アジア競技大会

脚注

  1. ^ “韓国サッカー代表監督、レバノンに敗れ更迭”. 読売新聞. (2011年12月8日). http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/foreign/news/20111208-OYT1T00026.htm 2011年12月8日閲覧。  {{cite news}}: |work=|newspaper=引数が重複しています。 (説明)

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