本耶馬渓とは? わかりやすく解説

本耶馬渓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 00:06 UTC 版)

耶馬渓」の記事における「本耶馬渓」の解説

本耶馬渓(ほんやばけい)は、青の洞門競秀峰を中心とする山国川上流一帯青の洞門羅漢寺禅海和尚が、参拝客が難所を渡る際に命を落とさないよう、ノミ一本掘り抜いたトンネルで、菊池寛が『恩讐の彼方に』を上梓したことで、全国にその名を知られることになった。なお、禅海和尚隧道開通させた後は利用者から通行料徴収したことから国内初の有料道路とも言われている。現在は車道拡幅工事により当時痕跡歩行者用通路一部ノミ痕跡認められる程度となっている。目立たないが、隧道通らず難所であった崖側を通るルートが今も残っており、険しい場所ではあるが鎖などを伝って通ることができる。 「青の洞門」より500mほど下流にある耶馬渓橋は、全長116m、日本最長石造アーチ橋である。アーチは12mスパンでやや偏平であり、その西洋的な外観から「オランダ橋」との愛称呼ばれる。8連アーチ渓谷景観調和していると評価され重要文化財指定された。この近辺には他にも石造アーチ橋多くかけられている。耶馬渓橋の1.5km上流には、長89mの三連アーチ羅漢寺橋が、また、さらに4km上流には長83mの馬渓橋があり、耶馬渓橋合わせて耶馬渓三橋呼ばれる

※この「本耶馬渓」の解説は、「耶馬渓」の解説の一部です。
「本耶馬渓」を含む「耶馬渓」の記事については、「耶馬渓」の概要を参照ください。

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