本放送後の展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 11:03 UTC 版)
「あらいぐまラスカル」の記事における「本放送後の展開」の解説
後述のように、本放送から四半世紀以上過ぎた今なお再放送が度々行われていることから、日本国内で販売されている関連製品(キャラクターグッズ)も数多い(関連項目の節なども参照)。こうした関連商品の好調は商品化する各社を結束した「ラスカル会」の設立につながった。同会は1998年に設立。会員となった各社共同で商品開発やプロモーションが行われるようになった。 2005年11月、日本アニメーション公認のキャラクターグッズとしてバンプレストから、最終話に登場するメスのアライグマをモチーフとした「ラスカル&ガールフレンド」がリリースされた。このメスアライグマは「リリィ」と命名されており、グッズ内ではラスカルに次ぐサブキャラクターとして展開されている。 2011年、日本アニメーションによる「あらいぐまラスカル」放送35周年記念事業の一環として、新たなキャラクターデザインの「RASCAL little trip」「Toy RASCAL」「まるりんラスカル」が発表された。さらに2017年には「あらいぐまラスカル」放送40周年を記念し、新たなキャラクターデザインの「FLOWERラスカル」も発表された。 2013年1月、LINEのスタンプショップに「あらいぐまラスカル」が登場し人気を集める。本スタンプのためにデザインされたデフォルメキャラクターは、「プチラスカル」(Puchi Rascal)として商品展開も行われている。 この他、それぞれの県や観光地をモチーフとした「御当地ラスカル」や、アニメ・ゲーム作品とコラボレーションしたグッズも発売されている。 2015年からは、本作品を含む日本アニメーション制作作品を主体とした子供向けの映画祭「せいせき桜ヶ丘 ラスカル子ども映画祭 with キネコ映画祭」が、日本アニメーション本社所在地の東京都多摩市にて年1回開催されている。また2018年2月には同イベントの開催地で本社最寄駅でもある聖蹟桜ヶ丘駅近辺に、ラスカルのデザインマンホールが設置された。 2021年7月26日、東京オリンピックスケートボードで、金メダルを獲得した西矢椛選手と銅メダルを獲得した中山楓奈選手が、競技後のインタビューで「あらいぐまラスカル」の話をしていたと発言。Twitter上でも「ラスカル」がトレンド入りした他、本作品の公式アカウントより両選手のメダル獲得に対する祝福のコメントとともに、ラスカル史上で初めてとなる「スケートボードに乗ったラスカル」のイラストが、メダル獲得より約2時間で公開された。 2020年まで、長崎県の地方銀行である十八銀行はあらいぐまラスカルをデザインした通帳を発行していた。親和銀行と合併して十八親和銀行が発足したためにこのデザインの通帳は見られなくなった。
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