未塗装キット製品群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 13:00 UTC 版)
「グリーンマックス」の記事における「未塗装キット製品群」の解説
多くが「板キット」と呼ばれるプラモデル状の製品形態である。かつてはいくつかのシリーズに分類され、それらを総称する名称はなかったが、現行のカタログでは未塗装キット製品群はすべて「エコノミーキットシリーズ」と呼ばれている。 カスタムキットシリーズ 国鉄・私鉄の通勤・一般型車両を中心としたラインナップで、冷房装置や車両前面等の選択パーツが付属している板キットシリーズ。選択パーツには同一形式内のバリエーションのほか、側面形状や窓配置の似た他社の車両の前面パーツが収録されているが、中には流用の利かないパーツが入っている製品もある。 バリエーションキットシリーズ 通常、板キット製品は台車や動力ユニットなどが別売であるが、それらを含むキットは「バリエーションキットシリーズ」と呼称される。こちらはカスタムキットよりも全長の短い、12~16m級の車両がラインナップされている。 ペアキット 未塗装キット製品群の中では例外的に一体成型の車体を持つ製品。一部製品は初期塗装済完成品を未塗装キット形態としたものもある。パッケージも他製品と異なりブリスター方式となっている。 エコノミーキットシリーズ かつては1-2両のパッケージで販売されていた未塗装キットを4両程度のセットとして紙箱パッケージとした車両キット製品群の名称であった。なかには阪急と京成のキットのように「ハイカスタム仕様」と称してエンドウ製の集電機能を付加させることが可能な形態の床板・台車を流用した製品も展開された製品もあった。後にハイカスタム仕様は廃止され、集電機能の付加ができない仕様に変更された。 現在では未塗装キット製品群の総称として使われている。 このほか「国電キットシリーズ」、「NEW電車シリーズ」、「客車キットシリーズ」などの分類があったが上記分類ともども現在は使われていない名称もある。
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