最終章「黒い男 白い地獄」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 08:36 UTC 版)
「ヘイトフル・エイト」の記事における「最終章「黒い男 白い地獄」」の解説
時間軸は元に戻る。ウォーレンとマニックスは重傷を負い身動きが取れないものの銃で奪還者達を牽制し、未だ有利な状況にあった。マニックスはデイジーを殺害すると脅して床下のジョディを誘き出し、間髪入れずに殺害する。怒りを露にするデイジーは、自分の正しい姓は「ドミングレ」だと言い、彼女らの正体が悪名高きギャング団ドミングレ一味だと明かす。その上でデイジーは、レッドロックに15人の部下がいることや、死んだ仲間の懸賞金を分け与える取引をマニックスに持ちかけ、ウォーレンを殺すように言う。尚も話術で逆転しようとするモブレーや、隠していた銃で反撃しようとするゲージをウォーレンは容赦なく撃ち殺すが弾切れを起こしてしまう。 唯一銃を持ち、場の支配者となったマニックスは、デイジーの誘いに乗るような素振りを見せるものの、毒入りコーヒーで殺されかけたことを根に持っており、最後には彼女の言うことは何一つ信用できないとして取引を拒絶する。が、直後に貧血を起こして倒れてしまい、好機と見たデイジーは繋がれたルースの腕を切断すると、床に落ちた銃を拾おうとする。しかし、間一髪でマニックスは意識を取り戻し、彼女を撃つ。そして銃でトドメを指そうとするマニックスをウォーレンが制止する。ウォーレンは、決して標的を殺害することはなかったルースに敬意を払って、デイジーを絞首刑にして殺害すべきだと言い、マニックスも納得する。 ウォーレンとマニックスは、梁に通したロープで首を吊られ、やがて動かなくなっていくデイジーを見て満足する。マニックスは改めてウォーレンにリンカーンの手紙を読ませて欲しいと頼み、ウォーレンは快く応じる。手紙を音読したマニックスは、良い出来栄えの手紙だとウォーレンを褒め、物語は終わる。
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