最年少vs最年長、そして最多連勝記録への第一歩(第30期)
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「竜王戦」の記事における「最年少vs最年長、そして最多連勝記録への第一歩(第30期)」の解説
2016年12月24日のランキング戦6組1回戦にて同年9月に史上最年少の14歳2か月で四段に昇段した藤井聡太のデビュー戦、かつ第30期の開幕局として、奇しくもこれまでの四段昇段最年少記録を保持していた加藤一二三との対局が行われた。対局当時、藤井は14歳5か月、加藤は76歳11か月で年齢差62歳という将棋の公式戦史上年齢差のある対局となり、結果は110手で藤井四段の勝ちとなった。この対局で藤井は公式戦での最年少勝利を収めた一方、加藤は将棋界史上初めて、19世紀生まれ〜21世紀生まれの棋士と公式戦で対局した棋士となった。のちに加藤九段はC級2組順位戦で3つ目の降級点を喫し引退が決定したので両者が共にエントリーする棋戦はこの第30期竜王戦の他に第43期棋王戦と第66回NHK杯戦だけだった。加藤はその後行われた3位決定戦が現役最後の対局となった一方で、藤井はそのままランキング戦で優勝し史上最年少で本戦に出場した。
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