最初の原子力ロケットエンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/08 06:44 UTC 版)
「キマフトマティキ」の記事における「最初の原子力ロケットエンジン」の解説
1965年にキマフトマティキは RD-0410とRD-0411 (主任設計者 G. Chursin, 主導技術者 – L. Nikitin, M. Biryukov, A. Belogurov, Y. Mamontov)を開発する計画を策定した。エンジンは深宇宙探査のための宇宙機の加減速と軌道修正専用とした。高温の特性での作動流体と原子炉内の高温加熱(最大3 000K)によりエンジンは高効率(真空中での比推力は910 kg s/kg)だった。時間と費用を低減するために原子炉と"低温"エンジン(供給装置、調整と制御要素)は並行して開発された。複数の異なる作動行程の原子炉が設計された。ウランを被覆した(燃料セル)を開発して組み立て原子炉は分離するためにブロックマウント原理を採用した設計だった。その結果、RD-0410原子力ロケットエンジンの開発ではRD-0120エンジンの主ターボポンプを開発するために使用され、複数のモードの宇宙原子炉の開発の基になった。
※この「最初の原子力ロケットエンジン」の解説は、「キマフトマティキ」の解説の一部です。
「最初の原子力ロケットエンジン」を含む「キマフトマティキ」の記事については、「キマフトマティキ」の概要を参照ください。
- 最初の原子力ロケットエンジンのページへのリンク