曜金宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 04:17 UTC 版)
鳳凰重明が率いる鳥類の一族が住み、太行山の険しい雪山の上に和田玉で築かれた宮殿がある。 重明(チョンミン) 声 - 劉琮(リウ・ツォン) 鴻俊の養父。鳳凰の化身。 青雄、孔宣と兄弟のように育った。かつては妖王だったが、200年前の黒蛟・獬獄との闘いで重傷を負い、人間とは一切関わりを持たないと誓い、曜金宮で暮らしている。人間を嫌っており、初めは人間の血が流れる鴻俊を養育することも拒んだ。言葉や態度は辛辣だが、愛情は深く、鴻俊という名を与えて12年間育てた。自身の涅槃(死)が近づいており、鴻俊の将来を案じている。 青雄(チンシオン) 声 - 魏超(ウェイ・チャオ) 鴻俊の叔父。鵬の化身。 重明、孔宣と共に曜金宮を統べる王の一人。12年前、両親を亡くした幼い鴻俊を太行山に連れ帰り、重明に育てるよう引き渡した。孔宣の死の真相を調べるために人間界と曜金宮を行き来しており、時々帰ってきては鴻俊に人間界の食べ物や伝記小説などを与えている。鲲神(袁昆)から預かった心灯のペンダントを鴻俊に渡し、人間界の陳家の後継者に返すよう言いつけた。人の心を読むことができる。 孔宣(コン・シュエン) 声 - 史澤鯤(シー・ズークン) 鴻俊の実父。鴻俊が幼少期の時に死亡している。孔雀明王の化身。モチーフは封神演義に登場する同名の人物。 人間界で賈毓泽との間に绸星(鴻俊)を儲けたのは、当初は自身の体内にある魔種を取り除くためだった。しかし賈毓泽を愛し、绸星を守りたい思いから人間界に留まった。
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