昭和・絞殺事件
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高塔 周一(たかとう しゅういち) 「夕刊新日本」の若手記者。大阪大空襲で妹を失い、敗戦が決まっていたのに戦争の終結を先延ばしにした官僚や政治家に恨みを抱く。 日下部 宇一(くさかべ ういち) 大阪市警察局長。「大阪警視庁」の設置を計画、議会で条例が可決され警視総監となる。 海原 知秋(かいばら ともあき) 大阪警視庁捜査部捜査課の警部。警視庁きってのエース捜査官。 糸島 咲子(いとじま さきこ) 長崎県生まれの22歳の女性。「新世紀社」という出版社の社員。何者かに絞殺される。 花尾 亮吉(はなお りょうきち) 大阪市立大学の学生。糸島咲子の部屋の向かいに住んでいる。アパートの管理人と共に咲子の遺体を発見する。 桃山 啓太(ももやま けいた) 漫画家志望の明るい青年。農家の離れを借りて自炊生活をしていた。昭和24年9月、その離れで自殺した。原因は厭世によるものとされた。高塔と知り合いだった。 瀬戸 正雄(せと まさお) 桃山と知り合いで、同じく漫画家志望の寡黙な青年。婚約者がいる。桃山啓太・糸島咲子殺害犯として逮捕される。 能代 涼二(のしろ りょうじ) 売り出し中の映画俳優。26歳。2件の殺害現場付近で「似た人」が目撃されている。 粕谷 東太郎(かすや とうたろう) 新世紀社の嘱託社員だった。何者かに絞殺される。
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