映画俳優へ転身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 03:27 UTC 版)
「大川橋蔵 (2代目)」の記事における「映画俳優へ転身」の解説
1955年12月、『笛吹若武者』でデビュー。しかしこの時は歌舞伎に籍を置いたままだった。2作目の『旗本退屈男』を撮った後マキノ光雄の誘いに応じて東映に入社。デビュー作『笛吹若武者』で共演した美空ひばりから、本名の富成をもじっていきなり「トミー」というニックネームをつけられ戸惑ったが、これが映画界の洗礼となった。この後、東千代之介・中村錦之助・市川雷蔵・大川橋蔵の四人は、「二スケ二ゾウ」と呼ばれ、橋蔵も若手時代劇スターを代表する一人として昭和30年代の日本映画黄金時代の立役者となっていく。 1960年代以降、映画全般がテレビに押されて時代劇は斜陽の時代に入り、東映がヤクザ映画に路線転換していくと、舞台やテレビに活動の場を移した。祇園で馴染みの芸妓であった沢村真理子と1966年3月に結婚した。
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