映画俳優組合との交渉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 05:02 UTC 版)
「サバン・エンターテイメント」の記事における「映画俳優組合との交渉」の解説
サバン社は大手制作会社の中では唯一、映画俳優組合に登録していないノン・ユニオン製作会社であるが、1997年にSAGはサバン社に組合と契約を結び、実写番組製作現場の労働環境を改善するように要求。交渉決裂後、1998年にSAGは組合員にサバン社の作品に出演しないよう通達、同年2月4日にSAGとサバンは交渉を再開し、2001年にSAGとサバン社の間で契約が結ばれた。 2000年、SAGは『Digimon: The Movie』が映像ソフト化・テレビ放送される際に声優に支払われる使用料の支払いをサバンに要求。SAGの規定において外国作品の吹き替えには再使用料は支払われないとされているが、SAG側は同作が単に台詞を吹き替えただけではなく、編集などによる改変が多数行われていることを挙げ、吹替作品ではないと主張。サバン側は吹替作品であると主張し、論争となった。
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