星野麦人

美術人名辞典

星野麦人

読み方：ほしの　ばくじん

俳人。東京生。名は仙吉。「毎日俳壇」「日本俳壇」に投句、子規庵句会にも列席して俳句の修行を積む。また角田竹冷らの秋声会にも参加した。「俳藪」を創刊し、のち秋声会機関誌「卯杖」と合併して「木太刀」と改題、主宰する。明治新派俳壇古老の一人として知られる。編著に『紅葉句帳』『蕉門十哲句集』等。昭和40年（1965）歿、88才。

現代俳句データベース(人名)

星野麦人

星野麦人の俳句

真黒な蝶の行方を知らぬかな

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星野麦人

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星野 麦人（ほしの ばくじん、1877年4月13日 - 1965年3月12日）は、俳人。本名・仙吉。東京生まれ。尾崎紅葉の指導を受け、角田竹冷らの秋声会に参加。正岡子規の句会にも参加し研鑽を積む。1901年「俳藪」創刊。1909年、秋声会の機関誌「卯杖」と合併し「木太刀」（きだち）と改称、これを主宰する。俳諧史、古俳句の研究でも知られた。句集に『あぢさゐ』『草笛』、編著に『紅葉句帳』『蕉門十哲句集』などがある。1965年、88歳で死去。