星連・地球政府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 07:06 UTC 版)
宇宙が統一されていた時代の意思決定機関。人類発祥の地である地球に本部があり、地球政府の元首が事務総長を兼ねた。軍事力の実力をもたず人類社会が分裂し、各星域が独立勢力となっている現在は名前のみの存在となり果てつつある。 ステファーノ・アンブロージオ ヘブラス事件当時、随一の政治家にして資本家。人類の生存圏の拡大時期のなか〈星連〉という統一人類政府の衰退、諸星系の分離独立の展望を正確に予測していた人物。オルヴィエート政府を独立させた功労者。 グレック・クリストファーソン 現地球政府国家元首、〈星連〉の事務総長ブライアンの一人息子。才能が凡庸で、名目だけの閑職につけて遠ざけられていた。 ブライアン・クリストファーソン 現在の地球政府国家元首にして、星間国家協議機関〈星連〉の事務総長。地球星域のボスポラス帝国による占領にともない、一時は地下に身をひそめ、反ボスポラス運動を画策、現在の宇宙においてボスポラス帝国に対抗する一大勢力である、ローレンシア条約機構成立の立役者として内外に知られる。 バーベット・シルヴァーマン ラムセスの内乱時、〈星連〉の事務総長。諸星系の自治独立の機運の高まりによって、権威を失いつつあった〈星連〉の失地回復のために、ラムセスの内乱に星連平和維持軍を介入させたものの、多くの市民の反感と度重なる作戦ミスによって大乱戦状態をつくりあげた。 トゥルビヨン 事務総長ブライアンのトップ・ブレーンである事務官。
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