旧佐世村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 05:57 UTC 版)
旧佐世村は、旧日宇村地区と同時に1938年に町名設置が実施されている。 町名設置前町名設置後熊ヶ倉免 赤木町、田代町 山中免 桜木町 横尾免 梅田町、春日町、横尾町 赤木町(あかぎちょう) 熊ヶ倉免の北部。烏帽子岳中腹の山地で、民家・耕地ともあまり多くはない。2008年までは桜木町から延びる市営バスの閑散路線の終点があったが、同路線の廃止で公共交通機関が消滅した。知的障害児施設「えぼし学園」と知的障害者更生施設「赤木学園」が設置されている。 梅田町(うめだまち) 横尾免の南端。国道204号を隔てて俵町と接し、住宅地・商業地は俵町と一体化している。国道周辺は民家の密集地帯で、郊外レストランやコンビニが並び、渋滞が慢性化している。過去大規模な土砂災害があり「埋め木田」と呼ばれていたが、その後「梅」の字があてられた。 春日町(かすがちょう) 横尾免の北半分。旧佐世村の中心地で、個人経営の商店や町医者も多い。大野地区の瀬戸越と接しており、西海学園高等学校が立地する。 桜木町(さくらぎちょう) 山中免全域を占める。戦後に公営アパートが集中して建設され、市営バスも多く走っている。山の田水源地・浄水場が立地する。 田代町(たしろちょう) 熊ヶ倉免の南部。烏帽子岳登山道の開通後は、山手町に直接下りる流れが主流になっている。旧来の桜木に降りる道も、市北部からの登山道として整備されている。山間部ながら棚田が発達しているが、民家は少ない。町名は字田代前による。 横尾町(よこおちょう) 横尾免の最西端。但馬岳と将冠岳の扇状地に民家と耕地が広がっている。矢岳町から続く市道の終点だが、横尾口は複雑に入り組んでおり、利便性はあまり高くない。
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