日比谷公園撤収後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 17:48 UTC 版)
1月4日、厚労省と東京都は5日以降の簡易宿泊施設として中央区京華スクエア体育館、中央区十思スクエア体育館、東京都石神井学園用体育館、山谷地域越年越冬対策宿泊援護事業なぎさ寮を12日まで提供し、毎日500人分の宿泊所と食事を提供することを決定した。 1月5日、全国労働組合総連合と日本自治体労働組合総連合共に「村民」らが日比谷公園から国会議事堂までのデモを行った。 1月9日までに派遣村に集まった人のうち223人が生活保護を申請し、大半の人間へ受給が決定している。12日以降は、実行委員会が東京都内の2つの旅館を借りて宿泊場所や食事を提供することを決定した。 派遣村から移った都内の施設でハローワークが出張実施している就職相談では、住み込みで働ける仕事を中心に4000件以上の仕事が紹介され、9日までに125人が求職の登録をした。 実行委員会は2009年6月末に村民へのアンケートの結果をまとめ、回答が得られた108人のうち就労が確認できたのは13人としている。集められた寄付金は5000万に達したが、使途明細が公表されることなく実行委員会が解散した。
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