日本選手団とその戦果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/25 16:00 UTC 版)
「2009年世界陸上競技選手権大会日本選手団」の記事における「日本選手団とその戦果」の解説
代表選考にあたり、マラソンについては東京マラソン2009終了後に正式発表され、男女とも5名が選ばれた。 男子は、福岡国際マラソン、びわ湖毎日マラソン及び東京マラソン2009で日本人トップとなった選手は自動的に内定。残りは、別府大分毎日マラソンの日本人トップ選手と前記大会の日本人上位好記録者の中から、選考会議で選出。 女子は、東京国際女子マラソン、大阪国際女子マラソン及び名古屋国際女子マラソンで日本人トップとなった選手は自動的に内定。残りは、北海道マラソンの日本人トップ選手と前記大会の日本人上位好記録者の中から、選考会議で選出。 その他の競技については、国内選考会にあたる日本陸上競技選手権大会の前に「参加標準記録AまたはBを突破した選手で日本選手権優勝者は自動的に選出する」という方針が発表され、それに基づいて選出された選手がいたほか、後日追加で標準記録突破選手の日本選手権における成績などを考慮して決定された。 高野進強化委員長は現実的な数字として「メダル1、入賞6」を目標としたが、実際には投てき・ハンマー投の室伏広治(ミズノ)や、女子マラソンの渋井陽子(三井住友海上火災保険)が故障により出場できなかったほか、出場した多くの選手の前にも「記録の壁」「世界の壁」が大きく立ちはだかることとなった。最終的には、「メダル2、入賞5」とほぼ目標通りの成績を収めたものの、「記録の壁」「世界の壁」をどう越えていくかは、ロンドンオリンピックに向けての長期課題として残った。
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