日本国内の地震空白域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 22:29 UTC 版)
日本は4つのプレートのぶつかる地震大国であり、基本的にどこであっても大地震(被害地震)の危険性がある。2007年には、それまで空白域と言われていた能登半島北部地域で能登半島地震が発生し、そのことを裏付ける結果となった。また、プレート間の沈み込みが未だ浅いユーラシアプレートと北アメリカプレートが接する日本海東縁変動帯では空白域が多い。 以下は日本において現在も存在する主な空白域である。 北海道天売島西方沖〜稚内市西方沖 北海道積丹半島西方沖 北海道松前半島西方沖(18世紀に大地震が発生後、約250年大地震が起きていない) 秋田県男鹿半島沖(350年以上大地震が起きていない) 新潟県新潟市沖から上越地方(新潟県中越地震や新潟県中越沖地震が起こっていない地域) 房総半島南方沖 伊豆半島東方沖 駿河湾〜御前崎南方沖(駿河トラフ) 島根県東部 中央構造線 高知県沖南海トラフ 天草諸島北部 兵庫県北方沖70年間有感地震が起きていない
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