日本国内の墓地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:56 UTC 版)
イスラム教徒が日本では11万人と拡大し、21世紀に入ってから日本在住のイスラム教徒が土葬を行って周囲の住民と摩擦が発生している。専用の墓地建設は難航しつつも一部で進んでいる。墓数は一定確保できたが、地域的な偏りの解消、分散化、墓地情報の伝達が課題となっている。日本でイスラム教徒向けや外国人の土葬を認める霊園は、山梨県甲州市と北海道余市町、茨城県つくばみらい市、小美玉市、静岡県静岡市、和歌山県橋本市、兵庫県神戸市立外国人墓地の7か所にある。 同じく土葬が主流であるキリスト教徒用の墓地を間借りする例もある。 2020年、大分県日出町にイスラム教徒用の土葬墓地の建設計画が進められていたが地域住民が反発。町議会で計画に反対する住民の陳情が議題として取り上げられ、同年12月4日、賛成多数で採択された。
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