日本の切手の有効性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:07 UTC 版)
「日本の普通切手」の記事における「日本の切手の有効性」の解説
手彫切手(竜文切手、竜銭切手、桜切手及び鳥切手)と旧小判切手(5厘を除く)は、法令(明治二十二年逓信省令第六号)により、1889年12月1日以降使用禁止となった。 第二次世界大戦後、GHQから軍国主義的あるいは神道等の象徴に関係があるとみなされた切手や葉書(いわゆる追放切手)は法令(昭和二十二年逓信省令第二十四号)により、1947年9月1日以降使用禁止となった。これらは現在でも東京中央郵便局で現行の有効な切手および葉書に引き換えることができる。 上記以外の切手は、発売時に有効期限が定められた第一回国勢調査記念切手を除きたとえ銭位・厘位であっても、無効を定めた法令がないため、現在でも使用可能である。したがって現在有効な最古の切手は、1876年(明治9年)発行の5厘切手(旧小判切手)である。なお、銭は円の百分の一、厘は銭の十分の一である。
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