日本におけるヨンケーレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 15:53 UTC 版)
「ヨンケーレ」の記事における「日本におけるヨンケーレ」の解説
わずかの生産で終わった2階建てバス「スペースドリーム」の生産終了から数年後の1993年、日産ディーゼルは2階建てバスの需要が見込めるとして市場に再度参入することとし、ヨンケーレ社と組んで2階建てバス「ヨンケーレ・モナコ」を発売した。 日産ディーゼル・スペースウイングの3軸車と共通のエンジンや足回りをベルギーへ輸出し、ヨンケーレ社の工場で同社の2階建てバスボディ「モナコ」に架装して、再び日本に輸入するという形を採った。 西日本JRバスが大量購入し、夜行高速バス「ドリーム号」などで使われた。全座席とも居住性が同一(足元の広さ、フルリクライニング可能など)ということがセールスポイントで、室内灯は全て白熱灯(蛍光灯仕様の設定自体がなかった)、窓回りにも木材が使用されるなど、日本製の車両とは異なる雰囲気が特徴である。一方、構造の関係から新宿駅新南口バスターミナルに入線できない制約もあった。 日産ディーゼルの3軸シャーシの観光バス生産終了に伴い、2000年で生産終了した。
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