日本での仏教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 09:30 UTC 版)
上記の初期仏教に関する上記の解説とは異なり、ブッダは「無我」を説いて霊魂を否定した、ともされる。近年の日本の僧侶や仏教関係者によって執筆された仏教入門書等ではそのような図式で説明されていることが多い。 仏教では、六道の輪廻からの解脱を目的としている。死後、成仏(解脱)する事ができた者は、諸仏の持つ浄国(浄土)へ生まれ変わる。出来なかった者は、生前の行いにより六道のいずれかに生まれ変わる。その生まれ変わるまでの期間を中陰と呼ぶが、中陰時の立場を、民間信仰では霊魂と混同されることがある。 各宗派に対するアンケートで、死後の霊魂を信じると答えた僧侶の割合は日蓮宗80%、真言宗75%、浄土宗62%、曹洞宗52%、浄土真宗8% 。
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