日本での人気、派生語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 09:26 UTC 版)
『水滸伝』は、四大奇書のひとつとして中国で広く読まれた(ただし、主に広まったのは70回本)。 日本にも江戸時代に伝わって民衆に好まれ、梁山泊の名は非常によく知られるようになった。このため、日本では「梁山泊」は有志の巣窟を意味する代名詞のように使われる。たとえば明治初期、大隈重信の東京の私邸には井上馨、伊藤博文ら若手官僚が集まり政談にふけったため、「築地梁山泊」と呼ばれる。 その他、手塚治虫、藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A)、赤塚不二夫、石ノ森章太郎らが住んでいたトキワ荘が「マンガ家の梁山泊」と呼ばれていた。平塚らいてう、などが著名な青鞜も「女梁山泊」と呼ばれていたことが自身も編集長を務めた伊藤野枝が「雑音」に記している。
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