於いて

実用日本語表現辞典

於いて

読み方：おいて

「～について」「～の場所で」などを幅広く表す言い回し。「に於いて」という形で使われる。

（2010年10月7日更新）

デジタル大辞泉

おい‐て【^×於て】

読み方：おいて

［連語］《動詞「お（置）く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化》（「…において」の形で用いる）

１ 場所を表す。…で。…にて。「東京に—大会を挙行する」

２ 時間を表す。…のときに。「過去に—そうであったことが現在もそうとは限らない」

３ 場合・事柄を表す。…に関して。…について。…にあって。「技術に—劣る」「人にはなんでもないことが、彼に—は苦痛であった」

４ （係助詞「は」を伴って）仮定条件を表す。…の場合には。

「還幸なからんに—は」〈平家・一〇〉

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「於いて」の例文・使い方・用例・文例

• 一つの仕事（プロジェクト）に於いて困難性の尺度で、仕事の遂行能力が、その頂上（ハンプ）を越えない場合は、何時まで待っても解決しない。
• 鳥にすら反哺の孝あり、いわんや人間に於いておや
• 演説や詩文に於いて人身批評をすべきものでない
• ここに於いて
• 大きさに於いてはこれに匹敵するものは無い
• 我々に於いては異存は無い
• 某｛それがし｝に於いてはさようなことはござらぬ
• 文章に於いては申分は無い
• （特に信仰や行動の基準に於いて）広い心を持ち寛容な人