新旧王者の対決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 03:50 UTC 版)
「2006年のF1世界選手権」の記事における「新旧王者の対決」の解説
2006年シーズンを迎えるにあたり、1995年以来となるエンジンルールの大幅改定(3LV10→2.4LV8)、タイヤ交換の復活、予選ノックアウト方式の導入などの規定変更があった。 前年初タイトルを獲得したフェルナンド・アロンソとルノーは、今季も開幕から好スタートを切った。前年のライバルだったマクラーレンは1996年以来の0勝と期待を裏切り、代わって前年不振にあえいだフェラーリが復調した。ルノーが前半戦7勝・後半戦1勝だったのに対して、フェラーリは前半戦2勝・後半戦7勝と猛烈な追い上げを見せた。両チームの接戦は、ミシュラン対ブリヂストンのタイヤ戦争最終ラウンドという見方もあった。 フェラーリのミハエル・シューマッハはアロンソとの最大25ポイント差をリカバーし、第16戦中国GP終了時点で同点に並んだが、最終的にアロンソ・ルノー陣営がドライバーズ/コンストラクターズ両部門の連覇を達成した。シューマッハは第15戦イタリアGPで今季限りでの引退を表明し、フェラーリでの黄金時代にピリオドを打った(その後2010年に現役復帰し、2012年に再び引退した)。
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