新宿丸物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:49 UTC 版)
区画整理で立ち退いた露天商などが開いた「新宿百貨店」(社長:斎藤林蔵)は地上3階・地下1階で延床面積1200坪と小規模なこともあって赤字が続いていた。このため、丸物が資本金や約1億円とされる負債の肩代わりと約200人の従業員の引継ぎを条件として買収し、東京進出1号店となった。 株式会社新宿丸物が運営する大衆百貨店として再オープンし、高級品は置かない戦略を取り、東京丸物開業までの間は社員養成にも使われることになった。しかし、ルーツの関係もあって入居していたストリップ劇場の『新宿ミュージックホール』を追い出せずに営業した為、「ストリップ劇場がある百貨店」となってイメージが低下した。さらに、営業面積も伊勢丹や当時あった三越新宿店より狭いこともあって売上が低迷し、10年ほどで閉店と会社清算に追い込まれた。 東京都新宿区新宿3丁目(靖国通沿い)
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